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「ソーラン節」(so-rannbushi)

「ソーラン節」(so-rannbushi)

『YOSAKOIソーラン祭り』の開催や、最近では小学校の運動会など、北海道に限らず各地で踊りを含め親しまれているようです。昔がそうであったのと同じ様に、唄い易いリズムと景気の良さは誰をも勢いづかせる力があるのです。
ただ、『YOSAKOIソーラン』は手に鳴子を持って踊りますので、純粋な北海道のソーラン節とは違いがあるようです。(http://youtu.be/Jgbr0GVhjIA)こちらでは純粋なソーラン節の振り付けを紹介されています。“若い衆”になったつもりで踊ってみるのも悪くないかもしれません。

また、北海道のご出身である大黒摩季さんによるプロデュースで曲調がアレンジされた、YOSAKOIソーラン祭りの公式応援ソング「ソーランbeat」(http://youtu.be/dwupFWJVqz4)というものもあります。好みは別れるかもしれませんが、どちらにしてもソーラン節の持つ力は今も昔も同じです。
余談ですが、「ソーランbeat」を唄われているKAZUMI(本名:木村香澄)さんは、第29回江差追分全国大会で17歳の時に優勝もされている実力の持ち主。江差町のご出身でもあり、幼少より親しんだ民謡たちを普及すべく、新しいスタイルの民謡を唄うなどして国内外で活動をされているようです。民謡に触れる機会がなかったとしても、彼女の唄を一度聞けば、何を歌っているのかが気になり始めるのは少し経ってからになるのではないでしょか。“soul fullな歌声”とは正にこういうことなのかと思えるはずです。

※動画とは違う歌詞が含まれます
☆ヤーレン ソーラン ソーラン
ソーラン ソーラン ソーラン(ハイハイ)

鰊来たかと かもめに問えば
わたしゃ立つ鳥 波に聞け チョイ
ヤサエーエンヤーンサノ ドッコイショ
(ハァドッコイショ ドッコイショ)
 ☆繰り返し
沖で鴎の 鳴く声聞けば
船乗り稼業は やめられぬ チョイ
ヤサエーエンヤーンサノ ドッコイショ
(ハァドッコイショ ドッコイショ)
 ☆繰り返し
今宵一夜は どんすの枕
あすは出船の 波枕 チョイ
ヤサエーエンヤーンサノ ドッコイショ
(ハァドッコイショ ドッコイショ)
☆ 繰り返し
男度胸なら 五尺の身体
どんと乗出せ 浪の上 チョイ
ヤサエーエンヤーンサノ ドッコイショ
(ハァドッコイショ ドッコイショ)
☆ 繰り返し
波の瀬のせで どんと打つ波は
可愛い船頭衆の 度胸だめし チョイ
ヤサエーエンヤーンサノ ドッコイショ
(ハァドッコイショ ドッコイショ)
☆ 繰り返し
玉の素肌が 飛沫に濡れりゃ
浮気鴎が見てさわぐ