イントロに聞き覚えのある人も多いはず。
お盆の時期になると、北海道各地で盆踊りの際に使われています。
そのルーツは新潟県北蒲原(きたかんばら)郡の盆踊りで、その地域から北海道へ入植した人々によって持ち込まれました。
その多くが、一旗揚げるべく北海道にやってきたものの、生活は楽にならず、今更故郷へも帰れない…
帰りたいけど帰れないとなると余計に帰りたさが募るばかり。
そんな気持ちを紛らわすため、人々は故郷の方を見つめながら故郷の唄を歌い、踊る様になったと言われています。
切ないエピソードですが、だからこそ多くの人の心を捉え、現在でも受け継がれているのでしょう。
ハアー 北海名物 [アー ドーシタドシタ]
数々コラ あれどヨー [アー ソレカラドシタ]
おらがナ おらが国(ほっかいどう)の コーリャ
ソレサナー 盆踊りヨー
[アー エンヤーコラヤ ア ドッコイジャンジャンコーラヤ]
ハァー そよぐ夜風に[アー ドーシタドシタ]
誘いのコリャ 太鼓ヨー[アー ソレカラドシタ]
いつかナー いつか手を振るコーリャ
ヤレサナー 浴衣がけヨー
ハアー 唄え囃(はや)せよ[アー ドーシタドシタ]
叩けよコラ 太鼓ヨー[アー ソレカラドシタ]
月のナー 月の世界にコーリャ
ソレサナー 届くまでヨー
[アー エンヤーコラヤ ア ドッコイジャンジャンコーラヤ]
ハァー 踊り揃うて[アー ドーシタドシタ]
輪になるコリャ 頃はヨー[アー ソレカラドシタ]
月もナー 月も浮かれてコーリャ
ヤレサナー 丸くなるヨー
[アー エンヤーコラヤ ア ドッコイジャンジャンコーラヤ]
ハアー 浜は大量で[アー ドーシタドシタ]
砂利までコラ 光るヨー[アー ソレカラドシタ]
あねこナー あねこ年ごろ コーリャ
ソレサナー 肌光るヨー
[アー エンヤーコラヤ ア ドッコイジャンジャンコーラヤ]
ハアー 五里六里も[ハア ドーシタドシタ]
山坂コラ 越えてヨー[ハア ソレカラドシタ]
逢いにナー 逢いに来たのに コーリャ
ソレサナー 帰さりょかヨー
[エンヤーコラヤ ドッコイジャンジャンコラヤ]
ハアー 主がうたえば[ハア ドーシタドシタ]
踊りもコラ しまるヨー[ハア ソレカラドーシタドシタ]
やぐらナー やぐら太鼓の コーリャ
ソレサナー 音(ね)もはずむヨー
[エンヤーコラヤ ドッコイジャンジャンコラヤ]
ハアー 盆が来たのに[ハア ドーシタドシタ]
踊らぬコラ 物はヨー[ハア ドーシタドシタ]
木仏ナー 木仏金仏 コーリャ
ソレサナー 石仏ヨー
[エンヤーコラヤ ドッコイジャンジャンコラヤ]